最近、身近にあったこと。
今年始め、私と同じ頃に派遣として入社してきた、40代くらいの女性がいました。
その方は考えられないほどのミスを連発、派遣先からのクレームもあり契約終了となってしまいました。
派遣先からのクレームで契約終了となる。
これ、ありがちに思われるかもしれないけどなかなか無いことです。
私はトータル20年ほど派遣をしてますが、こういうことに直面したのは初めてのことです。
ここは日本。
日本は、良いのか悪いのか、人情、情けというものがあり、アメリカの映画みたく「ユー・アー・ファイアー」のひと言で、クビになることはそうそうありません。
今回にしても派遣の私たちを取り纏めているリーダーが、一旦は「もう少し様子を見ましょう」と契約終了は避ける方向に動いていたそう。
しかし結局彼女に改善が見られず、契約終了となったらしいです。
派遣は契約書を交わして働きます。
彼女もまだひと月ほどは契約が残っていました。
ですが、先週から来なくなりました。
あまりにミスが多いため本来の業務から外されていて、その代わりにファイリングやWordのベタ打ちのみをしてもらうことになっていました。
芸能界で言えば『干された』状態です。
自分がもしそういう状況になったら、やはり彼女と同じ道を選ぶでしょう。
来なくなったことは納得です。
今回の件は『派遣』という働き方のシビアな部分を感じました。
彼女も正社員だったなら、部署変更するとか閑職に回すとか解雇は無かったのでは?と思います。
正社員は正社員で大変なのだろうとは思いますが。
しかし私は『派遣』という働き方は自分に合ってるように思います。時間給は安いけどね。うつ病持ちってこともあり長期的に安定して働き続けるのは難しい側面もあるので。
それでも、いつ契約を打ち切られるかという状況が、案外モチベーションになったりしています。
今回の件は「明日は我が身」。
突然の契約終了を言い渡されないよう、仕事を頑張るべし。