猫好きあるある 不審者に間違えられる
猫が好き過ぎて、道端で見かけるとついつい追いかけてしまいます。
スマホを持ってるときだったら、迷わず激写です。
まずいことに、そんなとき私は周りが見えなくなってしまうようです。
これまで不審者に間違われたことが2回あります。
でもやはり気分のいいものではないので、できるだけ避けたい。
何事も熱くなり過ぎたらクールダウンが肝心ですね。
不審者扱い二件のあらまし
一回めは少し昔のことです。
仕事からの帰り道、猫を見かけました。
家と家が向かい合わせに建っていて真ん中に通路があり、その先の畑に猫が居たのです。
これは近くに寄って見なければ、と真ん中の通路を歩いていき猫さんを眺めていたら、後ろから
「何してるんですか?」と怒りを含んだ声が…。
振り返るとそこには私よりは明らかに年上の女性が居て、怖い顔をして私を睨んでました。
何も言えずにいると
「ここは敷地内よ。何してるの?」とたたみかけてきます。
そんなに怒らなくてもいいじゃない。ただ猫が見たかっただけなのに。
心の中ではいろいろ思っていましたが言葉にはできないまま、ご婦人の怒りのパワーに押し出されてすごすごと帰りました。
あー、怖かった…。
二回目の不審者扱いは去年の5月のことでした。
DVDレンタル店までの道中に車の整備工場があり、そこにとても人懐っこい茶トラ猫がいます。
その猫のことは「チャーちゃん」と呼んでいました。
その茶トラを見かければ「チャーちゃん、何してるの?」と声をかけていたのですが、冬の間はあまり外に出かけないらしくしばらく会えずにいました。
その日は久しぶりに会うことができ嬉しくなって自転車を停めて、足元でゴロゴロしている猫に「チャーちゃん」と呼びかけながらすり寄っていきました。
チャーちゃんも大喜びで地面でクネクネしています。写真も何枚も撮りました。
その当日のチャーちゃん。動き回るから写真がボケボケ。
あっちへゴロゴロ、こっちへゴロゴロ。
するとどこからともなく女の人の声がします。
最初は聞き取れなかったのですが、よくよく聞いてみると
「そんなとこに猫を置いていかないで下さい。」と遠くの方で叫んでいるのです。
「置くところを見てましたよ。捨ててかないで下さい。」と、小型犬を抱えた女性が訴えてきました。
始めのころは私も冷静に
「猫を置いてなんかいませんよ。ここに居た猫ですよ。」と話していたのですが、
「猫を置いていかないで下さい。」「置くところを見ていましたよ。」としつこく叫び続けます。
私はだんだん腹が立ってきまして、その女性の所まで自転車をひいていきました。
「見たって本当に見たんですか?私は猫を飼っています。猫を捨てるなんてことするわけないじゃないですか。警察でもどこでもいきますよ。」と私もケンカ腰になってしまいました。
この愛猫家の私に向かってよくそんなことが言えるものだ!と私は怒っていました。
結局その女性は私の怒る様子を黙り込んでいたものの、最後まで謝罪してくれることはありませんでした。
少し引き気味にしよう
猫に限らず好きなものに夢中になって何が悪いのかと思います。
それにそういうときにクールに構えてる人より、周りが見えなくなってしまうような人の方が私は好きです。
でもやはりイヤな思いはできるだけしたくないので、自分が舞い上がっているなと思ったら、少し引き気味にすることを心掛けないといけないようです。
あらぬ疑いはかけられないほうがいいですよね。