バブル時代が懐かしい
バブルといえば・・・
先日の記事にコメントをいただきました。
四半世紀ほど前、ひとり暮らししようと部屋を探していましたが、マンションを購入することもチラッと考えました。
女ひとりでマンションを買う。
にゃんころころ猫だまり さんからいただいたコメントは・・・。
『すごいわ。いくらバブルでも中古マンションを買えるほどなんて。』
いえいえ、中古のマンション、それはもうピンキリ・・・でございます。
私の想定していたマンションは・・・
地方の、ボロボロの中古マンションで、ワンルーム。
けっして、2,000万、3,000万という物件ではございません。
しかしながら、バブル期は本当にウソのような時代でした。
実際に経験した者としては、やはり後世に語り継ぐべきなのではないかと(笑)
バブルといえば・・・。
究極の一杯を求めて、ただの夕食に飛行機で札幌まで行きラーメンを食べる。
だの、
ジュリアナで扇子持ってのお立ち台。
だの、
華やかな場面が切り取られがちです。
しかし、地方の私みたいな者にとっては、ひたすら仕事をする!のみの日々でした
あれほど時間に追いまくられながら働いたのは、私の人生であの時代だけだったように思います。
バブルの時代とその前
バブル時代に働いた会社には7年居たのですが、実家から通っていて仕事以外にそれほどお金を使うこともなかったため、自然とお金は貯まっていきました。
バブル期。
私が覚えている、金利は6%です。
1,000万円、一年間預けていれば60万になる金利です。
今となってはウソのよう・・・。
女ひとりでマンションを買う。
実は、私たちの世代にはわりと浸透していた考えでした。
男女雇用機会均等法が施行されていた頃で、女性の自立に関しても声高に叫ばれていたように思います。
現に、私の従姉や兄嫁などは家庭を持ちながらもずっと正社員で働いている強者です。
私はというと、それほどまでの信念も無く、流れるままあっちへフラフラこっちへフラフラと生きてきたクチなのですが・・・。
バブル時代に過ごした会社の前は、地方の銀行員でした。
3年間勤めました。
銀行時代はバブルの黎明期だったように思います。(あー、歳がバレる!)
髪が肩まで伸びたら、くくらなきゃいけない!とかいうルールが生きていた時代です。
中学生か!
お尻とか普通に触られていました。
(地方のお堅い銀行でさえ、そうなのですから、一般企業は何をか言わんや。)
セクハラもセクハラ。
今だったら、女性行員から訴えられて、即、クビ!
・・・ だと思います。
私はバブル時代の、ハジけちゃったバブルの典型的な例なのではないかと思います。
いくらかの貯えも泡のごとく、消え去りました。
ハジけてしまって目に見えないほどの大きさとなり、空気中に散乱されて見る影もありません。
!
バブル時代が懐かしい
それでも面白い時代に生きられたなぁと思っています。
あの時代に、若い頃があって。
その後の人生に苦労してるのは事実だけど、あの頃を憎めない自分が
確かに、います。